2010年10月29日金曜日

競馬の頂点を考えてみた

過去四〇年と聞くと、それは長い年月には違いないが、ダービーは年に一回だけ。したがって、四〇年間に四〇回行われたにすぎない。その四〇回の結果からデータは成立するか。法則らしきものを導き出すことができるだろうか。単に四〇回という数字は、ふつうの感覚でいくと、データを引き出すのにあまりに小さな数字にすぎず、偶然の積み重ねや、たまたまの結果が重なっただけにとどまる危険はある。データベースとしてはきわめて少ない分量といわざるをえない。ただし、競馬の頂点の一つに位置する京王杯2歳ステークス予想でも日本ダービーは、未勝利戦の四〇レースとは明らかに異なっている。出走馬の色彩は毎年ほとんど同じ。競馬にかかわる要素がことごとく凝縮されて詰まっている。その四〇レースには、何十倍、何百倍ものレースの重みが積み重ねられている。したがって、さらに短縮して、過去一五年間の日本ダービーの一番人気馬は〔10410〕。連対率九三パーセントに達する、などという「データ室」も成立する。データを活用したり、また信頼に足りると考えるには、「なぜ」「どうして」の理由が明らかにされなければならない。たまたまの偶然ではないのだ……と。日本ダービーは、すでにトップクラスの大半が二月ごろから対戦を始め、四月の皐月賞二〇〇〇メートルで、ほとんどの有力馬が対戦している。どの馬がチャンピオンなのか、もう(だいたい)判明している。

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